たまには初心に戻って雑学を

niblog2005-03-16

実はこの日記を書いている途中にエラーが起こって完成直前の日記が一度消えました。(T_T
このブログを読んで下さっている方は少なくとも何らかの形でブログ関係者なので、「 RSS 」という言葉を聞いたことがある人は多いと思う。
また、既に「RSSリーダ」を自身のPCにインストールして更新時に各ブログから通知してもらい、効率よくお気に入りのブログを訪問されている方もいることでしょう。
でも、「RSSについてもう少し詳しく説明して下さい」と求められたときに、答えられる人はそれほど多くないのではないだそうか。
 
というわけで、今日はRSSについて+αの雑学をば。
 
RSSとは「Really Simple Syndication」の略で、XMLによる表現形式を利用して更新通知などを行う技術のことである。
その歴史は意外と古く、’97にWinerが「シンディケーションフォーマットscriptingNews」を開発し、’99にNetscape社が「RSSRDF Site Summary)9.0」を開発したことに遡る。
しかし、WinerはRSS9.0だと使いにくいと考え、幾つかのバージョンを経て現在の仕様である「 RSS 2.0 」を公開したのです。
 
後に、競争相手として「Atom」が現れ、
それぞれに巨大なバックがつき、
 
 RSS には Yahoo!
 Atom には Google
 
という構図になりましたが、先発の強みからか現時点ではGoogle以外のニュースサイトではRSS優勢となっています。
2004年3月にWinerがフォーマットの融合を提案しましたが、Atom側に拒否されています。
両者のこれからの展開が楽しみではあります。
 
(朔如)