罪滅ぼし
前回登場した友人の旦那さんについて余談がある。
普通に自作PCをセッティングするだけなら知らなくてもよい様なマニアックな知識(?)はあったりしたのだ。
おそらく、私(朔如)が来る前に自作PC本は読んで、ある程度の知識はあると見えるように勉強されていたのだろう。
その結果は既に書いたとおり散々だったが・・・;
例えば、
「2.4GHzのPentium4はやり方によって3GHzまであげれるんですよ」
その割にCPUが何かご存知なく。。。
とか
「フルタワーだと自作しかないからね〜」
作ったのはフルタワーではなくミニタワーだったので関係ないんちゃうかなとは思ってましたが。。。
とか
「最近のBIOSアップデートは起動DISK作らなくて良くなったんで楽ですよ」
とか・・・
ご丁寧に私(朔如)が組立ての準備をしているときにレクチャーをして下さいました。
私も「そうですね〜」と普通に返事していたのだが、まさかあんなことになろうとは・・・; >前回参照
そこで今日は多分意味もあまりわからずおっしゃっていたCPUのクロックアップについて、いつか友人の旦那が見てくれるかもしれないという願いを込めて僭越ながら説明をば。
CPUのオーバークロックとは
「規定の周波数以上でCPUを動かし、非公認の速度向上を試みること」
である。
対してダウンクロックという用語もあるがこちらは主にファンに使われ、
「使っていないときはファンの回転数を落として燃費を上げようとすること」
である。
低スペックの安いCPUで目的の速度を達成することができれば、当然組立てコストが安くなる。
また、こういったマシンチューニングはバイク・車と同じなので少なからずオーバークロックマニアなる人たちも存在する。
今のマザーボードならBIOS設定を変更することで周波数を変更できる。
また、電圧を少し上げることで速度性能が向上することもあり、電源を上げた状態の方がオーバークロックの状態で動作しやすいと言われている。
最近ではWindowユーティリティとしての設定も可能で、「EasyTune」といったユーティリティもある。
ジャンパーをショートさせるなどハードに直接手を加えるという方法もあるが、さずがに私(朔如)は貧乏性なので踏み切ったことはない。
ただし、規定速度以上の動作ということはそれに比例して発熱量もあがるので、夏場などは冷却装置や換気スペースのことを十分考慮する必要があります。
>友人Tの旦那
2回に渡って晒してすみません。
万が一、このページを見つけられたら奥さんに内緒で勉強してください。(^^;
(朔如)