誤解しないで
悲しいことだが、IT業界に携わる人でも誤って解釈していることは多い。
まぁ、自分の業務に影響を及ぼさない限りはいいかなとも思うが、
つい最近、某技術職の方がCSVファイルはExcelで表示するものだと思い込み「CSVファイル内の先頭の0が表示されないのをどうにかしろ」と太郎にクレームをつけていたのを見たときは久々に驚いた。(´Д`;)
こんな誤解は意外とあるのかもしれない。
私(朔如)自身にも間違って理解していた経験は多々あるので、人のことは言えないが、
意外と知られていないなと感じることはある。
例えば、
1.読み込めなくなるかもしれないので、特にCDの裏(データ面)には傷を付けない様に気をつける。
→傷つけたらやばいのは表(レーベル面)だ!!
確かにどちらも傷をつけて良いものではないが、裏側はデータ層に厚めのプラスチックでコーティング処理がされているので少々の傷なら使えるし、こういう道具で研磨すれば高確率で元にもどる。
それに比べて表側はデータ層にレーベルがくっついているだけなので、同じ深さの傷でも致命傷になる場合が多い。
2.クイックフォーマットよりフォーマットのほうが高いレベルでフォーマットする。
→HDDであればフォーマットレベル(方法)はどちらも同じ;
フォーマットには「物理フォーマット」と「論理フォーマット」があるが、Windowsの標準機能ではHDDには「論理フォーマット」しかできない。
HDDのフォーマット時
・フォーマット = ディスクチェック + 論理フォーマット
・クイックフォーマット = 論理フォーマット
FDDのフォーマット時
・フォーマット = 物理フォーマット
・クイックフォーマット = 論理フォーマット
論理フォーマットで消されただけのデータは復元ソフトで復旧できるので、Windowsの場合は完全に削除するために専用のソフトが必要になるのですな。
(朔如)