後悔先に立たずとはよく言ったもの

niblog2005-03-11

システム管理者なら必ず教えられるのは
システム変更する前には必ずバックアップをとれ!
それはファイルだけでもシステム丸ごとでも良いのだが、変更後に何かトラブルが発生した時に確実に元に戻せる状態にしておくということなのだ。
システム管理者がコレを怠ると、ユーザに謝るだけではすまない事態に陥ることもある。
ただ、ホントに油断して「コレくらいだったら大丈夫だろう」と思った時に限ってトラブルというのは起こるものである(天罰か??)


が、最近この状態に陥ったのが、太郎と私( 朔如)の上司である。(>_<;
OSがインストールされているHDD(起動HDD)をベーシックからダイナミックディスクに変換してリブートしたら起動しなくなった模様。
#まぁ、お客様の環境じゃなくて自分の業務用PCだったのだが・・・
 
というわけで、今日のブログは上司のPCの追悼日記としようと思う。(T_T)
 
さて、Windowsが起動しなくなるトラブル自体は珍しくないが、陥った場合には最悪でもデータを救出する必要がある。
今回の場合はHDDがダイナミックディスクになっているので、単純に別のPCに接続するとディスク情報が隠しファイルとして保存されているので「コンピュータの管理>ディスクの管理」では「異形式」もしくは「オフライン」と表示される確率が高い。
「異形式」の場合は右クリックで「形式の異なるディスクのインポート」、
「オフライン」の場合は同様に「ディスクの再アクティブ化」を実行させてやる。
 
その上で、データをコピーするわけだが、当然大前提は全てのHDDが物理的に故障していないことである。
また、起動HDDがダイナミックで、さらに他のHDDとスパン/ストライプを構成している場合は別PCに接続できない場合がある。
 
最も、Microsoftは元々起動HDDをダイナミックディスクとして運用することは推奨していないので、今回の上司の行動は自殺行為だったわけだが・・・・・(^^;
それにしても日ごろあんなに慎重な人が何故・・・;


(朔如)